2011年06月08日

看護師不足への対策

ますます深刻化する看護師不足を前に、あらゆる対策がとられていますが、需要に供給が追い付かない現状が続いています。その根底には、看護師が職を手離す理由に対して、働く側と雇う側とで、その認識に違いや温度差が生じているという問題があります。多数の看護師が過酷な労働環境がその原因としてあげていることに対し、雇用側は結婚や出産など個人の事情が原因と考えているように見受けられます。看護師の転職や離職をくい止めるために、これらのギャップや温度差をなくしていくことが必要不可欠です。看護師募集も必要ですが、双方の信頼関係を確立した職場作りこそ現状の改善の早道です。ただ現状の看護師不足は、もはや個人や一団体で対応できる範囲を超えている課題だともいえます。



Posted by よかばって at 20:19